頭の中に種をまく

その時々に読んだもの、見たもの、聞いたものについて考え、紹介します。

育児

他者の生き方を尊重する働き方

前職の後輩と食事をしました。部署が全く異なっており、退職する直前までほとんど交流もなかった後輩なのですが、何かきっかけがあったのか私のことを慕ってくれており、退職後に時々一緒に食事をするようになりました。話すことの大半はキャリアの相談なの…

現代の子育て事例集 - 書評: 『NewsPicks Magazine vol. 3』

NewsPicks自体は私は利用していないのですが、最近書店でたまたま見かけた『NewsPicks Magazine』を購入しました。「未来の子育て」というテーマに興味を惹かれたからです。 買って正解でした。父親として、子どもをどのように育てるかということは日ごろか…

決断のための拠り所としての普遍化可能性 - 仕事と父親としての役割

最近、前職の後輩と食事をしました。退職した身だからかえって相談しやすいのか、会社の中でどのような仕事をするべきかとか、何を勉強するべきかといったことを訊かれました。その中で、私自身がどのようなことをしたいのか、ということも話す時間がありま…

家族にとっても自分にとっても望ましい生き方を見つけること――2019年を実りある一年にするために

年末に書いたことはあくまで私個人についてのことだったのですが、今回は、もう少し範囲を広げて、家族についてのことを書きます。 ここ数年、年始にはいつも一年の目標を立ててきました。昨年の目標は、生き方を見直すきっかけをつくること、具体的には、転…

父親として育児休業を取得してよかったと思うこと

休日を利用して、子どもたちの写真を整理しました。その作業をしながら、育児休業をとったころのことを思いだしていました。 私は父親として育児休業をとりました。いわゆるパパママ育休プラスの制度を使って、妻が一年間休業したあとに二か月間、育児のため…

社会の縮図としての学校の価値

子どもにどのような教育を受けさせるかは、多くの親が真剣に考える問題です。私は、アンスクーリングに惹かれるくらいなので、あまり学校教育に期待していません。子どもを従順に規格化してしまうような日本の教育は、害のほうがよほど大きいと考えています…