頭の中に種をまく

その時々に読んだもの、見たもの、聞いたものについて考え、紹介します。

転職

決断のための拠り所としての普遍化可能性 - 仕事と父親としての役割

最近、前職の後輩と食事をしました。退職した身だからかえって相談しやすいのか、会社の中でどのような仕事をするべきかとか、何を勉強するべきかといったことを訊かれました。その中で、私自身がどのようなことをしたいのか、ということも話す時間がありま…

時間がなくなることで自分にとって大切なものが見えてくる

やりがいを求めて転職をしてから、おおよそ二ヶ月半が過ぎました。いま、難しい時期に来ています。 新しい職場はベンチャー企業であり、やる気に溢れた人々が、凄まじい量の仕事をしています。私にとっても、仕事は、多少は期待と違うところはあるにせよ、学…

全力でいつまで働き続けられるのか

新しい仕事では、自分はこんなに働けるのかと思うほどに働いています。と言っても、まだ慣れていないので余計にエネルギーを消費してしまっている部分もきっと多いでしょうから、少し時間が経てば同じ効果をもっと短い時間であげられるようになるのでしょう…

非日常に注力するために習慣を決める

身を取り巻く環境が変わって、習慣というものの大切さを実感しています。新しいことばかりの毎日は楽しいかもしれませんが、疲れてしまいます。疲れていては、せっかくの新しいことも、十分に楽しめないかもしれません。そうならないよう、頻繁に起こる出来…

新しい環境に慣れるために自分を知る

環境が新しくなると誰でもストレスを感じるものと思います。私も、転職直後で、ストレスを感じています。私が平日に不在にしている時間が増えたことで、家族もストレスを感じているはずです。早く慣れることを願うばかりです。 私自身については、あまり心配…

自分の目標と家族の幸せ

新しい会社に移って一週間が経ちました。最初ですので、まだ仕事らしい仕事はほとんどないのですが、新しい環境に疲れました。 何が一番変わったかというと、会社の規模です。私が以前勤めていた会社は、大企業というわけではありませんでしたが、それでも業…

通勤時間は自分のために、家にいる時間は家族のために

転職して最初の出勤日でした。 新しい仕事がどのようなものか、当然分かりかねています。ただ、通勤時間の変化の影響は、すでにはっきりしているように思います。 以前は車通勤で、職場までは30分ほどでした。今日からは、電車での通勤で、徒歩の時間も含め…

退職の日

ついに、退職をしました。最後の日には送別会を開いていただきました。自分の勝手で退職したのに、快く送り出していただいて、ありがたいことです。 転職しようと思った理由はいろいろとありますが、学び続け、変化し続けたいと望んだことが大きいです。いま…

転職を前に日常を楽しむことの価値

退職前の最後の一週間を過ごしています。社内でお世話になった人や取引先に挨拶をしたり、仕事の引き継ぎをしたりと、忙しい日々が続きます。前もって準備をしておけばよかったと思うことは多々ありますが、少なくとも誰かに大きな迷惑をかけるということは…

自分の価値観に忠実でありつづけること

昨日、同じ会社の海外で働く人たちに退職の挨拶を送りました。するとありがたいことに多くの返信をいただいたのですが、すべてに目を通すことはできませんでした。その中の一通に心動かされ、思わず涙ぐみそうになり、それ以上は読めなかったからです。 帰宅…

文章を寝かせて推敲する

今の職場での最後の日が近づいてきました。今日は、取引先へ退職を知らせる文書を作りました。海外営業の仕事をしているので、直接の顧客はすべて海外の企業です。日本と比べれば転職が頻繁な国が多いので、私が退職するからといって、今後の取引に影響がで…

言葉による誤解を覚悟すること

最近、勤め先の社長が、全社員を前にして、「会社の変化や理念に納得できない人がいることは当然だし、そうした人たちが退職することはやむをえない」という発言をしました。私自身は、自分がまさに退職しようとしているからということももちろんありますが…

人に夢を与える仕事

いま、退職の理由をいろいろな人に説明する日々を送っていますが、自分なりに納得のいく説明をすることはなかなかできていないと感じています。じっくりと話す時間があれば、思っていることの大半は説明できる。でも、ごく短い時間で――極端には一言で――説明…

変化に慣れるのか、変化しないことに慣れないのか

今日、会社の後輩に誘われて、一緒に食事をしました。転職のことについていろいろと質問され、答えたのですが、その中で自分自身についての発見がありました。 私は、環境の変化に馴染みやすいという長所をもっていると思っていました。これは確かに一般的に…

退職が社内で公表された日

今日、私の退職が社内で正式に発表されました。イントラネットに人事通達が載ることで発表がなされるので、気づくタイミングは人により違います。私には当然誰が知っていて誰が知らないのかわかりません。みな気づいていないようでいて、本当は気づいていな…

死ぬ直前まで仕事をし続けるための決断

定年退職という仕組みはいつまで存在し続けるでしょうか。もしかしたら、近い将来に、定年というものを設けない組織が多数を占めるようになるかもしれません。それでも、知力体力の衰えを考えると、仮に定年がないとしても、企業が高齢の人々を雇用し続ける…

退職届という儀式は必要か

最近、退職届を書きました。 初めてのことなのでどうしたものかと思い、ネットで調べて見よう見まねで作りました。冠婚葬祭なども含めて、こうした儀礼的な手続きでいつも不思議に思うのは、退職届のような書式が指定されていないものにすら、現実には、よし…

退職する理由を会社に伝えることの難しさ

以前にも書いたように、私はいま、勤め先を去ろうとしています。今日は上司と引き継ぎの具体的なスケジュールを話し合いました。その中で、やはり「どうして転職するのか」ということは話さねばなりません。 私が転職するのは、そうすることでより世の役に立…

お世話になった職場を去ることの葛藤

先日書いたように、私はいま、転職をしようとしています。上司に話をしてから今日までの四日間、少しずつ、お世話になった人たちに、退職のことを伝えています。 私がいなくなることで多少なりとも迷惑を被るはずなのに、私のわがままを認めて、あたたかい言…

2018年上半期の最後の一日にブログを始めた理由

今週のお題「2018年上半期」 とくに狙ったわけではありませんが、一年の上半期の最後の一日、つまり6月30日に、このブログをはじめました。始めた動機は最初の記事に書いた通りなのですが、ではどうしてそれが6月30日になったのかということを、書いておこう…