挑戦しつづけること
今日は、趣味として十年以上続けているある競技の全国大会でした。私は半ば年の功で、ここ数年その審査委員を務めています。
競技者として参加するのとは違った緊張感で大会に臨めることは、貴重な体験です。第一線で活躍する選手たちを見ると、自分もかつてはその一員だったのかと、我ながら不思議な気持ちになります。たとえ時間の制約がなくとも、いまからもう一度トレーニングを積んでもかつてと同じレベルに戻るくらいが関の山ではないかと思います。一方で競技のレベルは上がっているので、私がまた同じ舞台に立てる望みは皆無に近いとわかっています。
それでも。それでも、涙を浮かべてしまうようなすばらしいものを見て、もう一度その場に競技者として立ちたいという気持ちは溢れてしまいます。
何にせよ挑戦することに積極的でいたいと改めて思える、よい一日でした。