アルコールのある日常

私はほとんどアルコールを飲みません。理由はいくつかあります。

第一に、心理的な要因としては、アルコールのために大変な失敗をした人が身近にいたために警戒心が拭えないということがあります。同じような失敗をしたくないという思いから、酔うということをどうしても恐ろしく思ってしまいます。

第二に、そもそも酒に弱いということがあります。ビールでも、小さいコップの半分も飲めば、全身が真っ赤、というよりは赤紫になって、一応平衡感覚など保ってはいられるのですが、知らない人からは驚かれてしまいます。

第三に、酒を飲むとかえってストレスが溜まってしまうということ。アルコールが入ると、普段だったらすぐに思い出せるようなことでも簡単には思い出せなくなるなど、頭に靄がかかったようになって、会話がまともにできなくなり、ひどく疲れてしまいます。

こういった理由で、よほどのことがないと酒は飲まないのですが、最近はいくつかの理由があって、飲む機会が増えてしまいました。すると良くも悪くも慣れが生じて、アルコールを飲むことへの抵抗が多少はなくなってきたようです。節制をよくよく心がけたいものです。