頭の中に種をまく

その時々に読んだもの、見たもの、聞いたものについて考え、紹介します。

2018年上半期の最後の一日にブログを始めた理由

今週のお題「2018年上半期」

 

とくに狙ったわけではありませんが、一年の上半期の最後の一日、つまり6月30日に、このブログをはじめました。始めた動機は最初の記事に書いた通りなのですが、ではどうしてそれが6月30日になったのかということを、書いておこうと思います。

 

私がいま勤めている会社は、会計年度が7月に始まり、6月に終わります。6月30日が、年度の最後の日となるわけです。この勤め先は、新卒採用で入社した、私にとって初めての職場です。

 

実は、その会社を退社する決心をしました。その理由は、機会があればまた改めて書くとして、それを上司に打ち明ける日を、年度の最初の就業日、7月2日月曜日に設定しました。

 

本当は、もっと早くに退職するつもりでした。けれども、今の仕事がいやになったからやめようと思ったわけではありません。むしろ、今の仕事も十分やりがいがあるし、仲間にも上司にも恵まれました。それでもやめようと思ったのは、もっと自分の力を発揮できる仕事があると考えたからです。

 

今の仕事に不満がないから、転職にはなかなか乗り出せませんでした。この半年は、そのような葛藤の中で過ぎた半年でした。

 

それでも、4月半ばごろから、このまま行動しなければ、きっと後悔することになると思って、行動を起こし始めました。本当によく悩んだ上での決断だったからでしょう、私がリスクを冒してでも挑戦したいという熱意が伝わったのか、私が働きたいと思った会社からは、数度の面接を経て、思いがけないくらいにあっさりと、内定の通知をいただくことができました。

 

新しい仕事では、これまで以上に多くの人と出会い、議論し、ともに働くことになります。そうした新しい冒険に乗り出すために、自分の頭をきちんと整理して、知識を貪欲に学びつつ、自らも発信できるようになっていかなければならないと思いました。それがブログを始めるきっかけであり、その日が今の会社に打ち明ける直前の土曜日、6月30日となったのは、そうした経緯があってのことです。

 

なお、7月2日には、無事に(と言うべきなのでしょうか)上司に退職の意を伝えました。上司からは、残念ではあるが私の意志を尊重するし、安心して新しい挑戦に乗り出せるよう、引継ぎのプロセスをできる限り早くに始められるようにすると言っていただきました。

 

退職は8月末で、9月から次の会社に移ります。

 

この半年は、私にとって大きな決断をした半年でした。これからの半年は、実際に挑戦を始める半年になります。今の仲間たちと道を分かつのはとても寂しいことですが、もう立ち止まることはできません。これからの日々に、精一杯立ち向かっていきます。