家族にとっても自分にとっても望ましい生き方を見つけること――2019年を実りある一年にするために
年末に書いたことはあくまで私個人についてのことだったのですが、今回は、もう少し範囲を広げて、家族についてのことを書きます。
ここ数年、年始にはいつも一年の目標を立ててきました。昨年の目標は、生き方を見直すきっかけをつくること、具体的には、転職をすることでした。その目標は、完全に願った形でとはいきませんでしたが、達成できました。それ以前は、仕事と自分のやりたいこととが乖離しており、仕事をすることが自分の前進につながっているという実感がありませんでした。今は、仕事の全部が自分の望んだものというわけではありませんが、自分の成長につながる仕事ができています。これは、転職という決断をしなければ得られなかったことで、この点で、私は正しい選択をしたと思っています。
しかし、得られたものがあった一方で、失ったものもあります。家族との時間です。幼い息子とは、朝こそ少し一緒に過ごす時間はありますが、夜の時間を共有することはできません。妻とも、平日にはゆっくり話す時間がありません。何より、私が朝早くに家を出て夜遅くに帰ってくる生活をすることは、妻への負担が大きすぎます。
妻も仕事をしています。短時間勤務であるとはいえ(あるいは、短時間勤務であるからこそ)、仕事も子どもの世話も一人でしなければならないのは過酷です。妻が家事や育児をしている時間に私は働いているわけですが、だからといって負担が同じであるとは言えません。私にとっては家族との時間が限られることはストレスですが、その一方で、仕事は好きでやっていることです。しかし妻は、育児があるために自分のしたい仕事ができてはいませんし、いくら子どもが可愛くても、自分の時間がほとんどとれないのでは、何か目標に向かって努力するといったことも難しいです。私も休日はできるだけ子どもの世話をしますし、妻に休んでもらおうと努めてもいますが、結局土日に仕事をすることもあります。
いまの仕事の仕方、いまの生活を、ずっとつづけることはできそうにありません。それは、私が望む生き方でもありません。
2019年の目標は、「家族にとって望ましい生き方と自分自身が望む生き方の両方をとる方法を見つける」と設定しました。その方法とは、新しい仕事を見つけることかもしれませんし、何かしら自分で仕事を始める目途を立てることかもしれませんし、いまの仕事の仕方を変えることかもしれません。どのような答えに至るにせよ、家族の幸せのためにこういう生き方をするのだという未来図をもつことがゴールです。もちろん、そこからさらに進んで、そのために具体的に動き始められればなおよいです。
このために、まずは手帳を買いました。今後どのようなことをしたいか、思いついたことを、毎日一言でも記録していくことにしました。そうして、そうしたアイディアから、家族の今後のあり方を少しずつ具体的にしていくつもりです。
高橋 手帳 2019年 ウィークリー ティーズビュー7 ネイビー No.171 (2018年12月始まり)
- 出版社/メーカー: 高橋書店
- 発売日: 2018/08/22
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