頭の中に種をまく

その時々に読んだもの、見たもの、聞いたものについて考え、紹介します。

変化に慣れるのか、変化しないことに慣れないのか

今日、会社の後輩に誘われて、一緒に食事をしました。転職のことについていろいろと質問され、答えたのですが、その中で自分自身についての発見がありました。

 

私は、環境の変化に馴染みやすいという長所をもっていると思っていました。これは確かに一般的には長所ではあるのでしょうが、見方によってはちょっと困った性質かもしれないと気づいたのが、今日の発見です。なぜ短所であるかと言えば、環境に馴染みやすいということは、その環境に飽きやすいということでもあるからです。

 

思えば、私はこれまで数年ごとに生き方を転換してきました。その理由は常に、もっと学びたいこと、もっとやるべきと思えることに出会ったからでした。これは、裏を返せば、現状に飽きてしまったということでもありました。

 

私は変化を望ましいものだと思います。その一方で、変わらない何かに人生を捧げることにかすかな憧れをいだきもします。

 

少なくとも今後数年間は、自分の生き方を目まぐるしく変化させていくことになるでしょう。その先で、天命とも言えるような何かに出会えると期待しています。