頭の中に種をまく

その時々に読んだもの、見たもの、聞いたものについて考え、紹介します。

死ぬ直前まで仕事をし続けるための決断

定年退職という仕組みはいつまで存在し続けるでしょうか。もしかしたら、近い将来に、定年というものを設けない組織が多数を占めるようになるかもしれません。それでも、知力体力の衰えを考えると、仮に定年がないとしても、企業が高齢の人々を雇用し続けることに合理性を見出すことは難しいでしょう。歳を重ねるにつれ、知力も体力もどうしても減退してしまうものですから。

 

しかし、私は死ぬまで働き続けたい、何かしらの形で、社会をよりよくすることに貢献したいと思います。いつかは雇用される立場でなくなるとすれば、働き続けるには、人生のどこかのタイミングで自ら仕事を創り出さねばなりません。いろいろなやり方がありえるとは思いますが、端的には、起業をするということです。

 

今の職場は、人には恵まれていますが、残念なが、そこで働き続けることでは自分の望みに近づくことはできそうにありませんでした。もっと厳しい環境で、フルに頭を使って、成功するか失敗するかのぎりぎりの綱渡りをするような経験がなければ、いま以上に成長することができないと思いました。

 

いまの会社を退職する日が決まり、近しい人たちへの報告も概ね終わりました。新たな挑戦に乗り出す日を楽しみにしながら、いまの仕事を確実に引き渡すべく日々を過ごしています。