頭の中に種をまく

その時々に読んだもの、見たもの、聞いたものについて考え、紹介します。

海外出張のための最低限の荷物

私は仕事柄、よく海外に出張に行くことがありました。長いときでは3週間くらい出張にでていたのですが、1週間であろうが3週間であろうが、荷物の量はほとんど同じで、機内に持ち込みのできるサイズのキャリーバッグと手荷物を入れるバッグとだけでした。準備も、15分くらいで終わってしまいます。人からは、よくそんなに少ない荷物で何週間も過ごせるなと驚かれることもありますが、そんなに難しいことではありません。

 

私が海外へ出張に行くときの荷物は以下の通りです。

 

貴重品

 

パスポート

これは言うまでもなく海外に行くならば必須です。

 

ビザ

日本のパスポートならほとんどの国にビザなしで行けます。アメリカやオーストラリアなら事前に電子申請をするだけで、とくに別にもっていくものはありません。
例外的にビザを取得しなければいけない、ブラジルやロシア等いくつかの国については、事前に余裕をもって手配しておくことが肝要です。

 

航空券

Eチケットは無くても別に問題はないのですが、一応印刷してもっていくことにしています(時間がないときは印刷しませんが)。

 

スマートフォンですぐに表示できる状態にしているのであれば、印刷する必要もないかと思います。

 

電車チケット

あまりありませんが、電車を事前に予約している場合には必要になります。

 

財布

これは当然必要です。一緒に出張に行った先輩が財布を忘れてきたことがあり、1週間の行程のすべての場面で私が立て替えをしたことがありますが、誰かと一緒に行くのでない限りは、財布を忘れたら海外には行けないでしょう。

 

なお、私は現金はほとんど用意しません。

 

まず、日本で旅行先の通貨へと両替することはありません。レートが不利なことがほとんどだからです。現地についてから両替してもよいのでしょうが、これも手数料がかかるので普通はしません。

 

ではどうしているかというと、クレジットカードで、ごく少額をキャッシングしています。ATMの手数料や利子がかかりますが、大した額ではありませんし、両替するよりは安上がりにすむことがほとんどだと思います。また、ATMは少なくとも空港には確実にありますし、街中でも簡単に見つけることができます。念のためと思って現金をもっていっても、結局余ってしまうことがほとんどですので、私は本当に必要になるまでは、タクシー代くらいだけしかもたないことにしています。

 

クレジットカード

クレジットカードは複数もっておくのをおすすめします。特定の一枚がどういうわけか使えない、ということがあるからです。

 

私はこれまで3回クレジットカードの不正利用をされたことがあり、そのたびにカード会社が自動的にカードの利用を止めてくれていました。運が悪いことにこの3回とも私が海外にでているときのことでしたが、幸い複数のカードをもっていたので、とくに大きな問題もなくそれぞれの行程をこなすことができました。

 

また、現地通貨をATMでキャッシングすることを前提に出かける場合も、安全のためにクレジットカードは複数もっておくべきでしょう。

 

旅行保険

普通の会社なら、海外出張に行く場合には保険がかけられるものでしょうから、その証書をもっておきましょう。

 

国外免許

海外で運転する可能性があるなら、念のため国外免許(いわゆる国際免許)をもっておくのがよいです。免許センターで簡単に発行してもらえます。

 

生活用品

 

眼鏡

コンタクトレンズ

コンタクトレンズ洗浄液

必要な人は、普通は忘れることはないでしょうが、眼鏡とコンタクトレンズを使い分けている人はうっかり忘れてしまう可能性があるので注意しましょう。

 

時計

 

スマートフォン

ローミングをしないとしても、つまり海外で電話として使わないとしても、Wi-Fiを通じてネットに繋ぐことができるのであれば、スマートフォンを持って行く価値は十分にあります。またたとえWi-Fiがなくとも、Google Mapで地図データをあらかじめダウンロードしておくとか、Trip Advisorアプリで訪問先の都市のデータをダウンロードしておくなどしておけば、それだけでも大変便利です。

 

バッテリー

海外でもスマートフォンを使う場合は、いざというときのためにバッテリーをもっておくと安心です。ただし、スーツケースに入れて預けてしまうと、検査のときに見つかって没収されてしまう可能性があります(私は一度没収されたことがあります)ので、必ずもちこみ荷物の方に入れるようにしてください。

 

コンセントアダプタ

パソコンやスマートフォンは様々な電圧に対応しているので、普通は変圧器をもっていく必要はありません。しかし、コンセントの形状が違ってはどうしようもないので、アダプタは必要です。

 

成田でも羽田でも、売店で安いものが売られているので、家からもっていくのを忘れても何とかなります。

 

充電器

パソコンのものはともかく、スマートフォンのものは忘れても現地で買うことができるでしょう。しかし日本で買うよりかなり高いことが多いので、忘れずにもっていきたいです。

 

イヤホン

フライト中に映画を見たり音楽を聴いたりするとき、航空会社の使い捨てのものはあまり使いたくないので、もっていくことにしています。

 

 

ハンカチ

 

目薬

 

保湿液

熱帯や亜熱帯の国に行くのでしたら問題ないのでしょうが、ほとんどの国は日本よりは乾燥しています。私は乾燥すると唇や指の皮などボロボロになってしまいがちで、保湿液は小さいものを必ずもっていくようにしています。

 

マスク

病気の予防と乾燥対策とを兼ねて、マスクも荷物に入れています。必ずしも使わないこともありますが、かさばるものではないので、とりあえずもっておいてもよいと思います。

 

タオル

 

歯ブラシ

海外のホテルには歯ブラシが置いてあることはほとんどないので、トラベル用のものを買ってもっていくのがよいです。

 

綿棒

綿棒も、海外のホテルにはまずありません。なくても困りはしないかもしれませんが、数本くらい荷物に入れっぱなしにしています。

 

ひげ剃り

 

爪切り

普段あまり意識はしなくとも2週間も3週間も出張に出ているのであれば爪は意外に伸びてしまいます 気にならない人だったらいいのでしょうが私は爪が伸びると指先の感覚が変わってしまうよ変わってしまって非常に不快な気分になってしまいます そこでお土産屋で売っているような キーホルダーのような小さな爪切りを必ず荷物袋に入れています

 

洗濯洗剤

1週間程度の出張なら洗濯なしでも荷物があまり大きくなることはないでしょうが、それより長期になると、途中で洗濯をするほうがよいと思います。

 

同じホテルに複数日滞在するなら、ホテルのランドリーサービスを使うのが、やや高いですが簡単です。

 

私は、週末に洗濯機・乾燥機つきのアパートメントホテルに宿泊することが多いです。そこで1週間分まとめて洗濯してしまえば、お金がかかりませんし、大変楽です。

 

洗濯石鹸

服の量をさらに減らすため、私は固形の洗濯石鹸ももち運んでいます。ワイシャツなどはこれで洗うとちょっとみっともないことになってしまいますが、下着であれば問題ありません。

 

サプリメント

食生活が変わると栄養が偏りがちなので、私は念のためビタミン、鉄、亜鉛などのサプリをもっていきます。

 

医薬品

幸いなことに、私はこれまで海外で大きく体調を崩したことはありません。それでも、食べなれていないものを食べることがあるかもしれませんので、胃腸薬は必ずもっていくことにしています。

 

また、念のため風邪薬ももっています。

 

衣類

 

ワイシャツ

 

Tシャツ

 

スラックス

 

ジャージ

 

下着

 

靴下

旅行の荷物の中でも、最も体積をとるのは衣服ではないでしょうか。先にも述べましたが、週末だけでも洗濯することができるのであれば、衣服の量を一週間分にまで減らすことができます。

 

仕事

 

パソコン

 

スマートフォン

 

ノート

 

筆記具

 

ファイル

 

名刺

仕事に必要なものは職業によって大きく変わるでしょうから、ここでは詳述いたしません。私がもっていくのは概ね上記のようなものです。 以前はカタログなどももって行きましたが、最近では必要な資料等もパソコンの画面で見せるなりあらかじめ送っておくなりして、少ない荷物で行動するようにしています。

 

趣味・勉強

 

参考書

出張中は自分の自由になる時間がたくさん確保できると思うものですが、実際にはお客さんと一緒に夕食をとるなどの機会も多く、案外日本にいるときよりも自分の自由になる時間は限られてしまうものです。しかし移動の時間は例外です。とくに飛行機の中の時間は、同僚と同僚と出張しているのでもなければ、自分が望むように使えます。こうした時間を有効に使えるよう、自己投資のための本ももち歩いています。

 

小説

自分の自由になる時間があったとしても、疲れていてなかなか難しいことを考える余裕がないこともあります。何かしら気軽に読める本ももっていくようにしています。

 

ランニングシューズ

荷物を入れるスペースがあればですが、多少の運動をしてほどよく体力を使い、よく眠るためにも、ランニングシューズをもっていくようにしています。海外のホテルにはよくジムもあるので、それを利用するためにも、運動ができるシューズがあるとよいです。