鉄道博物館で先人の努力を想う
三連休なので、家族と旅行に出かけました。
子どもが乗り物好きなので大宮の鉄道博物館へ行きました。私自身はとくに鉄道が好きというわけでもないのですが、科学技術史を専攻していたので、鉄道という技術がどのように発展してきたのかということは、多少は知っているつもりでいました。
しかし、鉄道博物館の展示を見ると、その歴史の深さに圧倒させられる思いでした。これまで想像したことがありませんでしたが、いま誰もが当たり前に利用している鉄道も、それをつくるために無数の技師たちが費やした努力は、ただならぬものだったのでしょう。
最近、仕事とは何かということをよく考えます。鉄道にかかわった人々がどのような志をもって仕事をしてきたのか、私にはわかりません。しかし、とても分かりやすい形で世の中を変えていく鉄道という仕事は、とてもやりがいのあるものであったのではないでしょうか。
鉄道に関心のある誰もが楽しめる、すばらしい施設でした。