頭の中に種をまく

その時々に読んだもの、見たもの、聞いたものについて考え、紹介します。

父親として育児休業を取得してよかったと思うこと

休日を利用して、子どもたちの写真を整理しました。その作業をしながら、育児休業をとったころのことを思いだしていました。


私は父親として育児休業をとりました。いわゆるパパママ育休プラスの制度を使って、妻が一年間休業したあとに二か月間、育児のために会社を休みました。会社としても社員への福利厚生を厚くしようと取り組んでいるところだったので、とくにトラブルもなく、二か月間を子どもと過ごすことができました。


休業をとってよかったかどうかとよく訊かれますが、答えは迷いなく、「はい」です。子どもを育てるということの責任の大きさを実感するとともに、よき父親となるために自分の生き方を見つめ直す時間をもてたということが、何物にも代えがたい貴重な経験でした。


世間一般からすると、男性が育児休業をとるということが考えられない職場もまだ無数にあることでしょう。それはとても残念なことですが、個々人の力ではいかんともし難いところです。


もし、あなたが父親となり、育児休業をとることに対して職場が寛容であれば、私はぜひ育児休業をとるようにと勧めます。それはきっと、人生にとって有意義な時間となるはずです。